包茎という言葉を見聞きすることがありますが、自分で包茎のことを説明するのはなかなか難しいものです。
そこで、インターネット辞典のウィキペディア(Wikipedia)を参考に、包茎について考えてみましょう。
包茎と包皮の関係
包茎とは、成人男性の亀頭に、包皮がかぶった状態を指しています。
まずは、包皮がどのような役割を果たしているのかを、ウィキペディアから引用してみましょう。
包皮とは:
『亀頭以外の陰茎の皮膚は、内部の組織と癒合しておらず、容易に前後に移動することができる。これにより性交の際の前後運動を円滑に行うことができる。この皮膚は平常時にはたるむため、ひだを作り亀頭冠の上部にとどまるか、太い部分を乗り越えて亀頭を覆っている』
(ウィキペディア(Wikipedia)の「陰茎」の項より引用)
ここに書かれている「性交の際の前後運動を円滑にする」という部分が大切ですね。この前後運動の妨げになる包茎だと、性交渉が上手くできなかったり、病気の原因になることさえあるのです。
包茎とは: 包茎の3つの種類
実は、包茎には3つの種類があります。
その中の2つの包茎である「真性包茎」と「嵌頓包茎(カントン包茎)」の場合、性交時の前後運動に支障をきたすことがあります。
そのため、これらの2つのタイプの包茎であるならば、今後のあなたの性生活に問題を生じる可能性があるため、当サイトや専門医のサイトで包茎の治療法や手術に関することを十分に調べることをお勧めします。
また、包茎のもう一つの種類として、「仮性包茎」を挙げることができます。この仮性包茎の場合は、性交時にはきちんと前後運動をすることができるため、直接性生活に影響するということは少ないでしょう。
参考:
包茎の3つの種類の詳細については、右のインデックスにある「包茎の種類」というカテゴリーを参考にしてください。
包茎の問題とは
ただ、仮性包茎であるために、早漏になったり、コンプレックスを持ったりというケースでは、それらの解決策の一つとして、包茎治療や包茎手術を考えても良いかもしれません。
包茎による、早漏やコンプレックスだけではなく、亀頭が出ていないためにカスが溜まりやすかったり、ばい菌の温床になって「性病」にかかりやすかったりという場合があります。
このような状態になると、性交渉の相手となる恋人や奥さんにも迷惑をかけることになります。
あなた自身のために、そしてあなたのパートナーのためにも、包茎について、もっと詳しく調べてみましょう。