包茎は、3種類に分類できるのですが、自分がどのタイプの包茎であるかを、きちんと確認しておくことがまず大切です。
・包茎の種類
- 真性包茎
- カントン包茎
- 仮性包茎
真性包茎である人が、無理に亀頭を包皮から出して、包皮が元に戻らなくなってしまったカントン包茎(嵌頓包茎: 嵌頓は亀頭が鬱血し、壊死に至る恐れがあるため、緊急に処置する必要がある)でないのであれば、緊急で包茎治療をしなければならないということはないでしょう。
包茎の治し方
包茎の治し方には、外科的な治療と、自分で包茎を治すやり方があります。
まず、外科的な治療法ですが、前述のカントン包茎の場合には、亀頭が壊死してしまう危険性があるため、すぐに包茎手術が必要となるケースが多いようですが、それ以外の包茎であれば、緊急に手術をしなければならないということはありません。
そのため、真性包茎の人でも、風呂で皮膚を柔らかくした時に、無理がない範囲で、亀頭を剥く練習をすることを繰り返すことで、仮性包茎になった人もいるようです。
また、自分でムク練習をするばかりではなく、包茎矯正器具や専用クリームを使うことで、包皮から亀頭を出やすくする方法もあります。
参考: 包茎手術に関しては、このページの右側にあるカテゴリー「包茎手術」の項が参考になります。
各種の包茎治療のメリットとデメリット
自分で、亀頭を剥く練習をするだけではなく、他の方法を検討したいという人は、以下のことを念頭に検討を進めると良いでしょう。
・包茎手術のメリット
個人個人の包茎の状態は千差万別ですが、包茎手術をするためのカウンセリングを受けて、専門医に診察してもらうことができれば、どのような包茎の治療法が自分に適しているかの話を聞くことができます。手術方法も一つではないので、複数の専門医のサイトなどで情報収集をし、自分の希望を医師に相談することができます。
・包茎手術のデメリット
包茎手術のデメリットは、手術の傷跡が目立ってしまったり、包皮を切りすぎて勃起時に突っ張り感があったりということがあるようです。また、仮性包茎の場合には、保険の適用がないため、15万円前後の費用がかかることが多いため、その費用負担もデメリットの一つに挙げられます。
・包茎矯正器具のメリット
包茎矯正器具の最大のメリットは価格でしょう。包茎手術をする場合には、保険が適用になる真性包茎でも数万円の費用がかかります。しかし、包茎矯正器具であれば、1万円以下でもさまざまな矯正器具を選ぶことができます。
・包茎矯正器具のデメリット
包茎矯正器具は、誰にでも合うとは限らないようです。品質の悪いものも出回り、ペニスを傷めることさえあるようです。自分に合った矯正器具を見つけるまでが大変かもしれません。
自分で亀頭を剥く練習をして、仮性包茎が治るケースもありますが、いずれにしても、自分が納得できる方法を時間をかける探すことが良いのではないでしょうか。
何年も期間をかけて検討するほどではありませんが、納得できるまで、さまざまなホームページで確認する。
包茎治療を始めるに当たって、このことが長い目で見ると良いようです。